このページは、美髪育毛のベイコローレとしてお店に来られる方はもちろん、遠方にいらっしゃる方のためにも、知識やノウハウをご提供、発信するためのコンテンツです。随時更新してまいりますので、よろしくお願いいたします。
2024年11月21日 現在
1.健康な頭皮を取り戻す
健康な頭皮になるためには3つの条件があります。
- 頭皮の厚さは薄くないか?
- 頭皮が柔らかいか?
- そして、毛穴が広がっていないか?キュッ!となっているか?
1-1 健康な頭皮とそうでない頭皮
イラストで解説します。
左が健康な頭皮。右が健康でない頭皮。
どちらも毛根から「髪の毛」がでていますが、健康な頭皮は、
図で比較されているように、厚さ(弾力)があります。
皮膚に厚さがある???
頭全体の至る所の皮膚をつまんでみてください。
つまみやすいところと、つまみにくいところがありませんか?
その、つまみやすいところは=柔らかいところ。
つまみにくいところは=硬いところです。
マイクロスコープなどで覗くとよくわかります。最近は手頃な価格で販売していますので、持っておくのも良いと思います。
1-2 なぜ健康な頭皮でなくなるのか?(薄毛になるのか?)
薄毛の理由に「遺伝だから」と思われる方が多いですが、基本的に薄毛は「生活習慣病」です。
原因は図に示したように大きく分けて6つあります。
1.食生活 2.運動不足
3.パーマやカラーの施術
4.外部刺激 5.ホルモンの乱れ
6.間違った手入れ
それぞれの原因をよく理解し、改善していくこそが健康な髪を取り戻す近道です。
1-2 頭皮診断の薦め
頭皮は自分では確認しづらい場所です。鏡を使って見ても毛穴など細かいところはわかりません。
頭皮が柔らかいかも、比較するものがないので、どうにも判断がつきません。
その場合、マイクロスコープやカメラなどを使い、映像によって判断するのが最もよいです。
育毛にこだわる美容室であれば、頭皮の状況を診てくれます。
ちなみに、私たちベイコローレでは診断は無料で行っています。⇒サービスはこちら
まずは自分の頭皮状況を確認し、そのうえでヘアケア・美髪育毛を計画的に進めていくことをオススメ致します。
下記写真のモデルさんは、日頃のシャンプーに「気を遣っていらっしゃる」という方ですが、写真のように
写真-A
毛根あたりに汚れが残っており、右下部分に薄い膜のようなものがあります。
チェックする前日の晩にはしっかりシャンプーされたとおっしゃってましたが、このように皮脂や残留物は残っていたこと、本人様はがっかりされてました。(´;ω;`)ウゥゥ
写真-B
また、毛穴が開いてしまっている状態も確認できました。この写真だけでは「毛穴が開いている」ことがわかりにくいと思いますが、健康な地肌の方の写真(写真-D)と比べると、はっきりわかります。
写真-C
この写真は先程の状態からクレンジングが終わった状態です。
1回だけのクレンジングでも汚れや皮脂が落ちてだいぶキレイになりましたが、毛穴が開いた状態はそのままです。
※毛穴の引き締めには、最低1か月はかかります。
自分一人ではなかなか確認できませんよね。
毎日の確認はマイクロスコープを購入すればできますが、やはり、自分の確認プラス定期的に美容室でプロの方に診断チェックしてもらうのが良いと思います。
話が少しそれますが、「『正しい歯の磨き方』を知っていたつもりでも、実際は不十分だった」という経験をされた方も多いと思いますが、頭皮についても同じことが言えます。
ちなみに、下記はクレンジングやマッサージ、美容液などにより改善された頭皮の写真です。
写真-D
ポコンと穴があいた状態が、毛穴が引き締まった証拠なのです。
皮膚の厚み(弾力)も見た目に感じられます。
実は、このモデルの方、ベイコローレの美髪育毛コースにて定期的に診断、ヘアケアを実施されている方です。
ケアをはじめて6ヵ月。新しい毛がみえはじめ、毛穴も引き締まり、これから毛が育つための準備万端の状態です。(^^♪
まずは、この状態をつくりあげることが大事なのです。
2.自己意識とイメージトレーニングのための基礎知識
抜け毛は、毎日どれぐらいあるのか知ってますか?
また、髪の毛が生えて抜けるまでの期間って知ってますか?
頭皮、髪をこれから健康にしていくうえで、最低限のことは知ってほしいものです。
健康な頭皮や髪に近づいていく「イメージ」には、正しい知識が必要です。
正しいイメージを常に思い浮かべながら毎日のケアをするのと、間違った知識でイメージしたケアでは効果に差が出ます。
そして、何よりご自身の「変りたい!」という、自己意識をしっかり持ってください。
以下の知識を頭にいれながら、毎日のケアを効果的に進めるとよいでしょう。
2-1 抜け毛と髪のサイクル
髪の毛は、新たに生えて成長し、その後抜け落ちてまた新しい毛が生えるというサイクルを繰り返しています。
この周期はヘアサイクル(毛周期)と呼ばれます。
ヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」の3つにわかれており、髪の成長に大きく関わっています。
健康的なヘアサイクルの場合は、髪の毛は1日約100本程度抜けると言われています。
また、髪の毛が生えてくるのには平均的に3~4か月かかるといわれてます。
もちろん、年齢や頭皮や髪の毛の状態など個人差があります。
ヘアサイクル(毛周期)のメカニズムを知れば、薄毛や抜け毛がなぜ起こるのか理解することができます
2-2 AGA治療との違い、病気との違い
AGAとは、男性型脱毛症のことで、成人男性に多くみられる脱毛症の一種です。
男性ホルモンに起因して発症する疾患で、主に頭頂部や前頭部の髪の毛が薄くなることが特徴です。AGAは、男性ホルモン以外にも遺伝や生活習慣などさまざまな要因が関わっていると考えられています。
AGAの治療には、主に薬物治療や外科治療、育毛剤による治療があります。
AGAは一般的に病気として扱われますし、男性に限らず女性も発症します。
女性のAGAはFAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれ、男性とは異なり、頭全体が薄くなっていくことが特徴です。
また、男性のAGAよりも女性のAGAは原因が複雑で、女性ホルモンの減少だけでなく、遺伝や生活習慣なども関係していると考えられています。
男性女性いずれにしても、早期発見と早期治療が大切です。
個々の状況によっては、まずは病院にて診断をされてから今後のヘアケアを考えることも必要かと思います。
2-3 ホルモンバランスについて(男性に対して)
男性の薄毛の原因は、ホルモンバランスを崩すことで発生するケースが多いです。男性ホルモンと女性ホルモンは、性別に関係なくどちらもありますが、男性ホルモンが多すぎるとバランスが崩れます。
男性ホルモンの主成分は「テストステロン」と呼ばれるものですが、テストステロン自体は薄毛に直接影響を与えません。
テストステロンが「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変化し、毛髪を作る細胞(毛母細胞)の働きを低下させることが原因とされています。
先に述べたAGAは、このホルモンバランスの崩れにより発症されるケースが多いといわれています。
崩れが大きい場合は、専門医に診てもらい治療をすることも大事かと思います。
日頃から食生活を意識し、ホルモンバランスを崩れないようにしていきたいものです。
2-4 ホルモンバランスについて(女性に対して)
女性にも男性ホルモンは分泌されています。ゆえに、男性ホルモンが多く分泌されバランスを崩し薄毛となるケースもあります。この場合は、男性と同じくAGAの治療が必要となる場合があります。
一般的に女性にとって「ホルモンバランスの崩れ」は、女性ホルモンの分泌低下にあります。
女性ホルモンの分泌量の低下は(ホルモンバランスが崩れると)最初に月経が乱れはじめ、更年期症状があらわれます。一つのサインとして気を付けるべきでしょう。
髪にとっては、「抜け毛の増加」や「ツヤがなくなる」「頭皮にニキビができやすくなる」など悪影響を与えます。
女性ホルモン分泌の低下は身体全体に悪影響を与えますので、対策として、食事の改善やストレス軽減などは欠かせません。
最近では、女性ホルモン類似物質である「エクオール」が注目されています。
エクオールは大豆イソフラボンが腸内細菌の力をかりて変換されたものですが、体内で作れない人もいるため、直接エクオールを摂取できるサプリメントも発売されています。
3.美髪育毛のための改善・対策
3-1 食生活の改善
食事は、髪の毛の成長に大きく関わっています。食事によっては、髪の毛が成長しにくい頭皮になってしまうこともあるため、油分、糖分、食品添加物、塩分を過剰に摂取することは避けるべきです。 バランスの良い食事を心がけることはとても重要なことです。
3-1-1 育毛によい食べ物・栄養素
育毛に効果的な食べ物としては、
- ビタミンA、ビタミンB6
- ビタミンD 魚介類やきのこ類に多く含まれます。
- さけ(生:32.0㎍、焼き:39.0㎍)
- さんま(生:16.0㎍、焼き:13.0㎍)
- かれい(生:13.0㎍、焼き:18.0㎍)
- ぶり(生:8.0㎍、焼き:5.4㎍)
- まぐろ(めばち・赤身:3.6㎍)
- しいたけ(干し:17.0㎍、生:2㎍)
- きくらげ(乾燥:85.0㎍、ゆで:8.8㎍)
- まいたけ(4.9μg)
- エリンギ(1.2μg)
- ビタミンC 野菜や柑橘類など果物に多くふくまれています。
- タンパク質 良質なたんぱく質として鶏肉をお勧めします。
- ヨウ素 昆布、ひじき、わかめなどに多く含まれています。なお、ヨウ素は摂取しすぎないよう注意が必要です。
- イソフラボン イソフラボンとは、大豆などマメ科の植物に多く含まれるポリフェノールの一種です。
- 亜鉛 牡蠣、ナッツ類などに多く含まれます。
- カプサイシン カプサイシンを多く含む食品 カプサイシンを多く含む代表的な食品は唐辛子(鷹の爪やしし唐)です。
ビタミンAは、皮膚のターンオーバーを促す、肌に潤いを与える(もちろん頭皮にも)の効用があります。
ビタミンAは「レチノール」と、体内でビタミンAのレチノールに変わる「β-カロテン」があります。
レチノールは豚、牛、鶏の肝臓(レバー)、うなぎやいか、たまごやバターなどに多く含まれます。
β-カロテンはニンジンやホウレン草、かぼちゃなどの緑黄色野菜や海藻類に多く含まれいます。
ビタミンB6は、たんぱく質やエネルギーを生成するのに補助として重要な役目があります。
ビタミンB6は、赤身の肉、牛レバーや鶏のささみ、魚では、マグロやかつお、ひまわりの種やピーナッツなど種実類などに多く含まれています。
成人男女の1日に必要なビタミンDの量は、5.5~8.5gとされていますので、下記食品を摂取することで十分補えます。
すべてに言えることですが、摂取しすぎは良くないです。
ビタミンDを過剰摂取すると、食欲不振、吐き気、便秘、体重減少などがみられます。お気を付けください。
【魚介類】
たとえば、昆布の佃煮わずか10gに1日に必要な量の8.5倍ほどになります。
過剰摂取が長期間続きますと、甲状腺機能低下症、体重の減少、筋力の低下、ほてりなどの症状があらわれますのでお気をつけください。
豆腐や納豆、味噌、きな粉に多く含まれます。
また、イソフラボンは、更年期障害の症状を改善する効果があります。
また、それらを使ったキムチやカレーもカプサイシンを摂取するのによいでしょう。
3-2 疲労&ストレスの改善
3-2-1 眼精疲労のケア
眼精疲労と頭皮改善の関係はかなり深い関係です。デジタル社会の発展とともに、パソコンやスマホ利用が多くなり、現代人は益々眼を酷使した日々を過ごしています。
私達のサロンに来られる方々も、眼精疲労を伴っている方々が多くいらっしゃいます。
眼の機能に影響する筋肉は、そのまま頭皮に影響する筋肉でもあります。
眼精疲労の原因が肩こりであったり、腰の痛みから全身に影響、眼への影響として顕れたりすることもあります。
酷い場合には、病院や整体院に診てもらうことも大切です。
自分の身体のこと、症状をよく知り、毎日のケアを続けてまいりましょう!
3-2-2 質の良い睡眠が大事
質の良い睡眠とは「長時間寝ること」ではありません。
眠りが浅く何度も目が覚める、起床時に体がだるいなどの症状があれば質が悪い睡眠と言えます。
質の悪い睡眠をとり続けていると精神的・肉体的に負担がかかり、頭皮にも悪い影響を与えます。
まずは、不規則な睡眠を避け、枕や敷布団等を変えるなど、環境を変えてみることをオススメします。
夏にはクーラーの温度に気を付け冷えすぎないように、冬は乾燥に気を付けて加湿器を部屋に設置するなど、改善できるところは実践していきましょう!
3-2-3 運動不足も原因のひとつ
写真のように、いきなり服装を整えランニングやウォーキングをはじめましょう!というのではありません(笑)。
まずは運動の習慣をつけることが大切です。
・エスカレーターやエレベーターを利用せず、階段を使う
・短時間でも良いので歩く機会を増やす
・仕事の合間、家事の合間にストレッチなどを行う
これだけでも毎日続けることで改善につながると言われています。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」では、身体活動不足の人に『+10(プラステン):今より10分多く体を動かそう』を推奨しているそうです。運動習慣を意識し、健康のためにも続けていきたいですね。
3-3 自律神経の乱れを改善
4.美髪育毛のためのホームケア
4-1.シャンプーの選び方
- シリコンが含まれていないノンシリコンシャンプーを選ぶ
- アミノ酸系やベタイン系などの低刺激な成分を使っているものを選ぶ
成分名にグルタミン酸やアラニン・グリシンとつくものがアミノ酸系、ベタインとつくものがベタイン系です。
- 保湿成分が配合されているものを選ぶ
ヒアルロン酸やセラミド、スクワランなどが保湿成分の代表的なものです。肌荒れ、かゆみ、フケなどの予防改善につながります。
美容成分であるコラーゲンやケラチンなども保湿効果がありますので配合されていると良いでしょう。
- 育毛成分が配合されているものを選ぶ
ミノキシジルやノコギリヤシエキス、ザクロエキスなどは育毛に効果があるといわれています。
- 添加物が入っていないシャンプーを選ぶ
以下が成分としては避けたい主な添加物です。
■ ジメチコン・メチコン・シクロメチコンなどのシリコン
■ ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Na・スルホン酸Naなど石油系合成界面活性剤
■ パラベン・フェノキシエタノールなど化学合成の防腐剤
■ 酸化防止剤(ジブチルヒドロキシトルエン・ブチルヒドロキシアニソールなど)
■ イソオイゲノール・オイゲノールなど人工香料
■ タール系色素:赤色○号・黄色○号など合成着色料
4-2.正しい洗髪の仕方
「shampoo」の語源は「押す」を意味するヒンズー語です。それが「マッサージする」の意味で使われるようになり、お湯や薬草を用いて頭皮マッサージをすることから、洗髪剤を指す言葉として用いられるようになったそうです。
その語源どおり、洗髪の際には「頭皮をマッサージ」を意識しましょう!
0.シャンプーの目的
シャンプーの一番の目的は、頭皮の皮脂や汚れを落として清潔な状態にすることです。
清潔な状態を保つことで健康な髪が育ちます。
1日の間につく汚れは「髪についた汚れ」より「頭皮についた汚れ」のほうが落ちにくいです。
そんな頭皮の汚れを落とし、清潔な頭皮環境に導くことがシャンプーの大切な役割です。
1. シャンプー前にブラッシングが大事
髪につく汚れをブラッシングで払い落とします。
空気中のホコリや塵、フケを落とします。
ブラッシングすることで髪の絡みも取れてシャンプーがなじみやすくなり、泡立ちもよくなります。
2. ぬるま湯で頭皮と髪を濡らす
38℃〜40℃ぐらいのぬるま湯で頭皮と髪を濡らします。
お湯を髪にかけるというより、シャワーヘッドを頭皮にあてて流します。
これは濡らすこと以外に、髪や頭皮の汚れを落とす意味もあります。
3. シャンプーを泡立てる
手のひらでしっかりシャンプーを泡立てます。泡立てネットを使うなど、泡をつくることが大事です。
また、シャンプーを直接頭皮につけますと髪や頭皮にとって大きな負担となりますのでやめましょう。
しっかり泡立てたら、泡を頭皮に乗せます。
4. 指の腹を動かして頭皮を優しく洗います。すすぎは洗い残しがないよう流してください。
5. トリートメントをつける。
市販トリートメントの多くは頭皮に直接つけることはNGです。髪にだけトリートメントをつけて馴染ませます。
※ベイコローレでは、市販トリートメントではなくサロン専用の「育毛成分入り」トリートメントを使いますので、頭皮にも馴染ませます。
4-3.正しいドライヤーの使い方
私達のサロンに来られる方々も、眼精疲労を伴っている方々が多くいらっしゃいます。
眼の機能に影響する筋肉は、そのまま頭皮に影響する筋肉でもあります。
眼精疲労の原因が肩こりであったり、腰の痛みから全身に影響、眼への影響として顕れたりすることもあります。
酷い場合には、病院や整体院に診てもらうことも大切です。
自分の身体のこと、症状をよく知り、毎日のケアを続けてまいりましょう!
質の良い睡眠とは「長時間寝ること」ではありません。
眠りが浅く何度も目が覚める、起床時に体がだるいなどの症状があれば質が悪い睡眠と言えます。
質の悪い睡眠をとり続けていると精神的・肉体的に負担がかかり、頭皮にも悪い影響を与えます。
まずは、不規則な睡眠を避け、枕や敷布団等を変えるなど、環境を変えてみることをオススメします。
夏にはクーラーの温度に気を付け冷えすぎないように、冬は乾燥に気を付けて加湿器を部屋に設置するなど、改善できるところは実践していきましょう!
3-2-3 運動不足も原因のひとつ
写真のように、いきなり服装を整えランニングやウォーキングをはじめましょう!というのではありません(笑)。
まずは運動の習慣をつけることが大切です。
・エスカレーターやエレベーターを利用せず、階段を使う
・短時間でも良いので歩く機会を増やす
・仕事の合間、家事の合間にストレッチなどを行う
これだけでも毎日続けることで改善につながると言われています。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」では、身体活動不足の人に『+10(プラステン):今より10分多く体を動かそう』を推奨しているそうです。運動習慣を意識し、健康のためにも続けていきたいですね。
3-3 自律神経の乱れを改善
4.美髪育毛のためのホームケア
4-1.シャンプーの選び方
- シリコンが含まれていないノンシリコンシャンプーを選ぶ
- アミノ酸系やベタイン系などの低刺激な成分を使っているものを選ぶ
成分名にグルタミン酸やアラニン・グリシンとつくものがアミノ酸系、ベタインとつくものがベタイン系です。
- 保湿成分が配合されているものを選ぶ
ヒアルロン酸やセラミド、スクワランなどが保湿成分の代表的なものです。肌荒れ、かゆみ、フケなどの予防改善につながります。
美容成分であるコラーゲンやケラチンなども保湿効果がありますので配合されていると良いでしょう。
- 育毛成分が配合されているものを選ぶ
ミノキシジルやノコギリヤシエキス、ザクロエキスなどは育毛に効果があるといわれています。
- 添加物が入っていないシャンプーを選ぶ
以下が成分としては避けたい主な添加物です。
■ ジメチコン・メチコン・シクロメチコンなどのシリコン
■ ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Na・スルホン酸Naなど石油系合成界面活性剤
■ パラベン・フェノキシエタノールなど化学合成の防腐剤
■ 酸化防止剤(ジブチルヒドロキシトルエン・ブチルヒドロキシアニソールなど)
■ イソオイゲノール・オイゲノールなど人工香料
■ タール系色素:赤色○号・黄色○号など合成着色料
4-2.正しい洗髪の仕方
「shampoo」の語源は「押す」を意味するヒンズー語です。それが「マッサージする」の意味で使われるようになり、お湯や薬草を用いて頭皮マッサージをすることから、洗髪剤を指す言葉として用いられるようになったそうです。
その語源どおり、洗髪の際には「頭皮をマッサージ」を意識しましょう!
0.シャンプーの目的
シャンプーの一番の目的は、頭皮の皮脂や汚れを落として清潔な状態にすることです。
清潔な状態を保つことで健康な髪が育ちます。
1日の間につく汚れは「髪についた汚れ」より「頭皮についた汚れ」のほうが落ちにくいです。
そんな頭皮の汚れを落とし、清潔な頭皮環境に導くことがシャンプーの大切な役割です。
1. シャンプー前にブラッシングが大事
髪につく汚れをブラッシングで払い落とします。
空気中のホコリや塵、フケを落とします。
ブラッシングすることで髪の絡みも取れてシャンプーがなじみやすくなり、泡立ちもよくなります。
2. ぬるま湯で頭皮と髪を濡らす
38℃〜40℃ぐらいのぬるま湯で頭皮と髪を濡らします。
お湯を髪にかけるというより、シャワーヘッドを頭皮にあてて流します。
これは濡らすこと以外に、髪や頭皮の汚れを落とす意味もあります。
3. シャンプーを泡立てる
手のひらでしっかりシャンプーを泡立てます。泡立てネットを使うなど、泡をつくることが大事です。
また、シャンプーを直接頭皮につけますと髪や頭皮にとって大きな負担となりますのでやめましょう。
しっかり泡立てたら、泡を頭皮に乗せます。
4. 指の腹を動かして頭皮を優しく洗います。すすぎは洗い残しがないよう流してください。
5. トリートメントをつける。
市販トリートメントの多くは頭皮に直接つけることはNGです。髪にだけトリートメントをつけて馴染ませます。
※ベイコローレでは、市販トリートメントではなくサロン専用の「育毛成分入り」トリートメントを使いますので、頭皮にも馴染ませます。
4-3.正しいドライヤーの使い方
写真のように、いきなり服装を整えランニングやウォーキングをはじめましょう!というのではありません(笑)。
まずは運動の習慣をつけることが大切です。
・エスカレーターやエレベーターを利用せず、階段を使う
・短時間でも良いので歩く機会を増やす
・仕事の合間、家事の合間にストレッチなどを行う
これだけでも毎日続けることで改善につながると言われています。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」では、身体活動不足の人に『+10(プラステン):今より10分多く体を動かそう』を推奨しているそうです。運動習慣を意識し、健康のためにも続けていきたいですね。
■ ジメチコン・メチコン・シクロメチコンなどのシリコン
■ ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Na・スルホン酸Naなど石油系合成界面活性剤
■ パラベン・フェノキシエタノールなど化学合成の防腐剤
■ 酸化防止剤(ジブチルヒドロキシトルエン・ブチルヒドロキシアニソールなど)
■ イソオイゲノール・オイゲノールなど人工香料
■ タール系色素:赤色○号・黄色○号など合成着色料
「shampoo」の語源は「押す」を意味するヒンズー語です。それが「マッサージする」の意味で使われるようになり、お湯や薬草を用いて頭皮マッサージをすることから、洗髪剤を指す言葉として用いられるようになったそうです。
その語源どおり、洗髪の際には「頭皮をマッサージ」を意識しましょう!
0.シャンプーの目的
シャンプーの一番の目的は、頭皮の皮脂や汚れを落として清潔な状態にすることです。
清潔な状態を保つことで健康な髪が育ちます。
1日の間につく汚れは「髪についた汚れ」より「頭皮についた汚れ」のほうが落ちにくいです。
そんな頭皮の汚れを落とし、清潔な頭皮環境に導くことがシャンプーの大切な役割です。
1. シャンプー前にブラッシングが大事
髪につく汚れをブラッシングで払い落とします。
空気中のホコリや塵、フケを落とします。
ブラッシングすることで髪の絡みも取れてシャンプーがなじみやすくなり、泡立ちもよくなります。
2. ぬるま湯で頭皮と髪を濡らす
38℃〜40℃ぐらいのぬるま湯で頭皮と髪を濡らします。
お湯を髪にかけるというより、シャワーヘッドを頭皮にあてて流します。
これは濡らすこと以外に、髪や頭皮の汚れを落とす意味もあります。
3. シャンプーを泡立てる
手のひらでしっかりシャンプーを泡立てます。泡立てネットを使うなど、泡をつくることが大事です。
また、シャンプーを直接頭皮につけますと髪や頭皮にとって大きな負担となりますのでやめましょう。
しっかり泡立てたら、泡を頭皮に乗せます。
4. 指の腹を動かして頭皮を優しく洗います。すすぎは洗い残しがないよう流してください。
5. トリートメントをつける。
市販トリートメントの多くは頭皮に直接つけることはNGです。髪にだけトリートメントをつけて馴染ませます。
※ベイコローレでは、市販トリートメントではなくサロン専用の「育毛成分入り」トリートメントを使いますので、頭皮にも馴染ませます。
1.まずは、しっかりタオルドライをしてください。
男性に多いのですが、タオルでゴシゴシ髪の毛を拭くのは、NGです。
早く乾かしたい意図だと思いますが、効果はありません。また、髪の毛を痛めてしまいます。
しっかりと乾いたタオルを使って、トントンと髪の毛をたたくようにすれば、髪の毛の水分もしっかり吸収されます。
2.ドライヤーをかけます。
その際、髪の毛から20cm以上離してください。髪の毛を熱から守るためです。
キューティクルは熱に弱いので、熱い熱風だと剥がれしまい、髪の毛から水分が流れ出してしまいます。
全体の8割が乾いたら、一度ブラシで毛流れを整えます。髪が完全に乾くまで温風を使うのはNGです。
3.次にドライヤーの「冷風」をうまく利用します。
キューティクルは髪の毛を覆っていますが、熱が残っていると、また水分が残っていると開いた状態となります。
そこで「冷風」を当て、余分な熱と水分を除去します。
髪が傷むのを予防でき、ヘアスタイルが維持しやすくなります。また、髪の毛にツヤが出ます。
《その他、間違ったドライヤーの使われ方》
・しっかりとクセ付けしたくて、1カ所に長時間温風をあて続けている
・濡れた状態で強くブラシをかけている
・髪が乾く前にドライヤーを終わらせている